MDF 工作 ④
【はじめに】
今回は、MDF塗装というか、MDF材の切り出しについてになります。
私は、殆どの工作用材料切り出しに、レーザー加工機を使用しています。
自分で材料を切り出すより、早く正確に加工できるので目標にしている量産品クオリティ(笑)に近い気がするので。
加工機は家に置けるような、大きさ・価格ではないので、ホームセンター大手のカインズホーム内にあります『カインズ工房』さんで作業しています。
CAINZ工房 | カインズ DIY style | カインズ
カインズホーム全店に、レーザー加工機の設備があるわけではないので、鶴ヶ島店のお世話になっています。
コチラの設備は、TOROTEC社の『SPEEDY300』です。
お値段なんと、車が余裕で購入できる金額です・・・。何かの間違いでお金持ちになったら買おう。そうしよう。
【作業まで】(カインズ工房さんの場合)
・自宅での作業
①加工用のデータを作成する。(自宅)
②ネットで、設備の予約(日時・使用時間)をする。
予約の際、カインズカードが必要です。(自宅)
③カインズ工房さんPCで、データを読み込む為のUSBメモリまたはSDカードにデータを入れる。(自宅)
☆ノートPCをお持ちの場合、当日のデータ修正用に持っていくと安心です。
☆カインズさんPCにイラストレータは、インストールされています。
・予約当日
①予約時間に、受付でカインズカードを提示する。
②作業の同意書を読んで、サインをする。
③作業の準備をします。
・作業PCの立ち上げ
・レーザー加工機の立ち上げ
・PC⇔レーザー加工機接続
HPには、『全ての作業は、お客様自身で対応して頂きます』的なコトが記されていますが、丁寧に担当スタッフさんが教えてくれますので心配有りません。
私自身も、年に何十回も使用するわけではないので、毎回『忘れちゃいました、助けてー』と助けて頂いています。
【作業開始】
①加工データ読み込み
②加工機への材料セット
③レーザーの焦点合わせ
④レーザー出力データセッティング
④試し加工
・スタッフさんが、最適セッティングしてくれます。
・次回も同じ材料をカットの際に役立つので、メモすることをお奨めします。
⑤材料への加工(カット・マーキング)
といった流れになります。
【詳細】
☆PCのイラストレータでデータを開く(線の色分け:レーザー出力の違い)
☆イラストレータから、レーザー加工機用ソフトにデータを送る。
(レーザー出力のセッティング)
☆加工機ソフトから、加工機にデータを送り加工する。
といった感じです。イメージ的にはプリンターのような感じです。
【レーザー加工機】
対象物の上面をXY座標で動き、データで指定した場所にレーザーを照射し、マーキングやカットを行います。
対象物の材質により、加工の可否・加工の得手不得手があります。
対象物の厚さにより、カットの可否があります。
条件等ありますので、カインズ工房さんをご利用の場合には、HPのPDF資料をご覧になり、不明点・疑問点は問い合わせみると良いかと思います。
料金:20min1500円・45min3000円・60min4500円
ライン間の距離が、1~3mm程度であっても問題有りません。
需要が増えれば、全国のカインズホームに配備されるかもしれない・・・して欲しいので皆々様是非ご利用を!!!!!
最後まで、読んでくれて有難う。ではでは。