MDF 工作 ②
今回は、塗装で使用している塗料・構成を紹介します。
(↑エンスーな方は、ご存知フィアット社のチューニング部門アバルトのエンブレムです。カッコイィなぁ。左:塗装前・右:塗装後 壁掛け時計文字板・材質:MDF)
壁掛け時計の文字盤など比較的小さな面積を塗装する際には、アクリルガッシュを使用しています。
理由として、有機溶剤を使用しておらず、匂いが無く・身体・愛猫へのダメージが少ないと考えています。また、部屋の中で作業を行えること、道具の洗浄が殆ど水で行えることが上げられます。
最初はネット通販でセットが目に入り、”コレで良いかなぁ”と安易にターナー社の製品を選択しました。
使用していくうちに、毎回の仕上がりに驚かされ、以来ずっと使用している次第となります。どの色も発色が素晴らしいですが、金銀は塗装後に毎回ニヤニヤするくらいの仕上がりになります。
アクリルガッシュにも欠点と言いますか・・・んー・・欠点ですね、非常に傷付き易いです、かなりナイーブです。
仕上がったものを、額に入れてしまうのであれば問題ないと思いますが、時計の場合には、電池交換の際に文字盤に触れる事もあります。
そういった、チョットした塗膜への接触で傷付いてしまいます。
ですので、アクリルガッシュでの塗装後、数週間保管・完全乾燥の後『ワニス』を保護膜として表面に乗せています。
上記構成とすることで、創作品の扱いも楽になり、アクリルガッシュ塗装の仕上がりに個人的に満足出来ています。
次に、面積の大きなモノの塗装について紹介致します。
(↑アウトドア好きの方は、ご存知・チャムスさんのロゴをあしらった箱です。可愛いロゴ好きです。 壁に掛けられる箱・材質:MDF)
コチラの箱、W400*H150*D100mmと創っているモノの中では大きめです。
また、雑誌・郵便物などを入れたりと、扱いも時計より雑になること必至ですので塗膜も強い方が都合が良いので、アクリルラッカースプレーを使用しています。
最近ホームセンターで安いモノは、1本300円程度で購入可能なので財布にも優しいので助かります。
メタリック系の塗膜でない場合には、殆ど保護層も不要で、艶っつやの仕上がりも魅力です。
スプレー缶の塗装になりますので、部屋の中で塗装するわけにはいきません、晴れの続いた風のない日に迷惑の掛からない場所で吹きましょう。
いずれの塗装も、マスキングすることで比較的細い線も綺麗に表現することが出来ます。また、どちらも下塗りは共通としています。
もっと綺麗に塗装する方法を、ご存知の方も沢山いると思いますので、あくまで参考としてください。
読んでくれて有難う。ではでは。