マリオの土管屑入れ(ゴミ箱)を創る(2/2)
【前回のあらすじ】
部屋にある屑入れを、マリオの土管風にしようということで4種類のデザインを考え1種をボツとして、3種から選ぶという・・・
【デザインの決定】
3種類の中から、黒・緑・白を使用したデザインで創作することにしました。
理由は、どうなるのか解らないので要素の少ないもので始めてみようといった感じです。
【切り出し用データを作る】
CADを使用して、切り出し用のデータを作成します。
カッティングシートを貼付けて目標のデザインにする為、各色カッティングシート形状を決定する必要があります。
今回の対象物が円柱形状の為、正面から見た場合と、実際に貼り付けるカッティングシートは縦方向・横方向では長さ寸法の考え方が異なります。
黒のカッティングシートを例に説明します。
正面から見た場合と、上面から見た場合
縦方向:見たままの長さ(高さ)で寸法を決定してOK。
横方向:必要な長さが、上面から見た弧の長さで決定する必要があります。
横方向の寸法は、見た目より長くする必要がありますのでご注意ください。
切り出すのは、下記のような形状としました。
一体形状の場合、貼り難く・調整も出来ないので、直線部をバラバラにてみました。
【切り出し】
カッティングシートの切り出しには、グラフテック社の”クラフトロボ”を使用します。
CADファイル形式のひとつ、DXFにも対応しているので助かります。
購入して10年以上経過していますが、頑張って動いてくれています。
カッティングシートを前後に送り、カッターが左右に動くことにより対象を切り出します。(カッティングシート意外も、切り出せます。)
今は後継機が登場しているので、興味のある方は見てみてください。いぃなぁ。
カッティングシートは、VINYL FROGさんの幅300mm長さ2mを使用しています。
クラフトロボに対応出来るように、幅を220mmにカットして使用します。
安くて使い易いです(私は)。
はい!実際に切り出した、カッティングシートです↓。
スミマセン・・・白が、もぅ、なんでしょう・・・白ですね、真っ白。
【貼付け】
切り出したカッティングシートを,CADで寸法確認しながら貼り付けます。
真横から見ると、ほぼほぼデザインしたままな感じです。
しかし、別の角度から見ると・・・うーん・・・そぅ、そうだよね・・・解ってましたとも・・・。
何がなんだか良く解らない感じに・・・・。
インナーチューブに、アウターチューブを被せて、いい感じの斜め上から撮影してみました。
いい感じのなのは、この面と背面の2つの角度しかないですが・・・良しとします(笑)
なんだか、モヤモヤする出来栄えでしたが色々考えながら創作するのはイィですね。
カッティングシートも工夫次第で、色々楽しめますので是非!!
最後まで読んでくれて有難う🍀ではでは。